【FX】仲値時間にかけて円安になるのか、売買のタイミングを調整して検証してみた
前回、仲値時間にかけて円安になるのか検証してみました。
09:30の始値で買って、09:55の始値で売るケースを想定したところ、2018年は堅調に収益が積み上がっていますが、それ以前は行ったり来たりといった結果でした。
今回は売買の時間を調整し、収益が最大となるようチューニングをおこなってみました。
【FX】仲値時間にかけて円安になるのか、今度は5分足で検証してみた
FXのアノマリーに、仲値時間にかけて円安になるというものがあります。これは、東京時間では日本企業が外国企業への支払いのためドルの需要が高まり、金融機関は銀行における1日の外貨の取引価格とされる仲値を決定する時間前(午前10時前)までにドル買いを強めることに起因するとされています。
かなり前に仲値時間にかけて円安になるのかを検証しました。
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その結果、1時間足での検証で、9時台において0.3銭円安になっていることを確認しました。
しかし1時間足では粒度が粗く、そのため円安の傾向が顕著にでなかったのではと思い、5分足で再度検証してみました。
【FX】Pythonでローソク足をプロットする
前回、為替レートの5分足のヒストリカルデータを入手しました。
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今回は、このOHLCデータを、PythonのPandasを使ってFXの分析に欠かせない、ローソク足のプロットをしたいと思います。
【FX】為替レートの5分足のヒストリカルデータを入手する
以前、システムトレードのアルゴリズムを構築したいとお話しました。
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が、そのためにはまず為替レートの過去データを入手しなければなりません。その入手先について検討したいと思います。
続きを読む【FX】トルコリラのスワップ運用利回りは21.4%と高めだがちょい危険
以前、検討中の手法の一つにキャリートレード(スワップポイントを目的とした長期保有)について触れたのですが、FX業者のサイトを見ていたらちょっとありかも!?と思い、ちょっと検証してみたいと思います。
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【FX】取引手法を増やすことでのリスクヘッジを考える
投資の格言でDon't put all your eggs in one basket(卵を一つのカゴに盛るな)というのがありますが、本来的には株や債券など買いからでしか取引できない現物取引において銘柄を分散することを意味しているかと思います。
FXの場合、価格の下落自体がリスクになるわけでわありません(スワップを目的とした長期保有のケースを覗く)。下落局面では売りから入ればよいからです。ではなにをリスクと据えるか、それは現在の取引手法が使えなくなったり、現在の手法が得意としない相場局面に遭遇するときです。それらのリスクを減らし、収益向上を図るため、他の金融商品を検討するのも手だとは思いますが、運用額が少なくかつ、FXに多少ナレッジがあるのであれば、FXにリソースを集中し一点突破したほうが賢明です。
ではどのような取引手法があるか、調べてみました。